慢性閉塞性肺疾患(COPD):慢性気管支炎や肺気腫などと言われ、肺の空気の出入りの機能不全に
-咳痰の病気(慢性閉塞性肺疾患COPD)
従来は「慢性気管支炎」や「肺気腫」と呼ばれた「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」は、肺への空気の出入りの機能が十分にできなくなり呼吸障害から息苦しくなる病気

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の種類:慢性気管支炎と肺気腫を併せて「COPD」
「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」とは、いくつかの要因が原因で、肺への空気の流れが制約され、空気の出入りがうまく機能しなくなる換気障害(呼吸障害)のために、呼吸困難(息苦しさなど)を引き起こす病気の総称です。慢性閉塞性肺疾患(COPD)が起きると、気道に浮腫(むくみ)が引き起こって狭くなったり、肺胞壁が破壊されたりして、十分に空気が出入りさせることができなくなります。慢性閉塞性肺疾患やCOPDなどと言うと、あまり聞きなれない方が多いのかもしれませんが、従来は、「慢性気管支炎(マンセイキカンシエン)」や「肺気腫(ハイキシュ)」と言われてきた病気が、ほぼこれに該当します。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)と慢性気管支炎、肺気腫、気管支ぜんそく
慢性気管支炎や肺気腫の一部には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)に該当しないものもあることはありますが、ほとんどの場合においては、これら慢性気管支炎と肺気腫の重なった病気がほとんどを占めていると考えて差し支えないでしょう。特に、日本国内では、慢性気管支炎と肺気腫の重なったタイプの慢性閉塞性肺疾患(COPD)が多くを占めていることも特徴です。加えて、「気管支ぜんそく」と診断される病気のなかにも、慢性閉塞性肺疾患(COPD)に当たる患者さんが混じっていることがありますが、喘息(ゼンソク)だけであれば、それは全くの別の病気であると判断されます。慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、中年以降の男性に多く発症が見られ、特に65歳以上の高齢者になると激増します。患者さんは、そのほとんどが喫煙者や喫煙(タバコ)歴のある方なのも特徴です。慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、ヘビースモーカーのかかりやすい病気であると言えるでしょう。
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