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肺結核の検査:結核が発病しているかを調べる検査

- 咳・痰の主な病気(肺結核)

肺結核の検査:結核が発病しているかを調べる検査

 ツベルクリン反応が陽性でも、発病しているかどうかは判明しません。そこで、次のような検査を行い、発病の有無を調べます。以下、「@エックス線検査」「ACT(コンピュータ断層撮影)検査」「B塗抹検査」「C培養検査」「D迅速培養検査」「E核酸増幅検査」の順で説明していきます。なお、結核(ケッカク)の確定診断は、従来の「塗抹検査」、「培養検査」と、新しい検査方法である「迅速培養検査」、「核酸増幅検査」を必要に応じて組み合わせて行われるのが一般的です。

 

@ エックス線検査

 「エックス線検査」では、肺に結核菌による病巣があると、白い影として写ります。しかしながら、エックス線画像には、心臓や血管も写るため、病巣が血管や心臓の前後にある場合は、画像に写らないこともあります。また、ほかの肺の病気との鑑別も難しく、エックス線検査だけでは、結核(ケッカク)の診断はできないこともあります。

 

A CT(コンピュータ断層撮影)検査

 「CT(コンピュータ断層撮影)検査」では、エックス線撮影だけでは判明しなかった小さな病巣や、血管や心臓に隠れた病巣を確認することができます。しかしながら、CT(コンピュータ断層撮影)検査でも、結核(ケッカク)以外の病気と鑑別するのは、かなり難しいのが現状です。

 

B 塗抹検査

 「塗抹(トマツ)検査」とは、患者さんの痰(タン)をガラス板に塗り、それを染色して結核菌を染めて、顕微鏡で観察する検査です。痰(タン)1ミリリットル中に結核菌が数千個以上いると染め出されます(塗抹陽性)。

C 培養検査

 塗抹検査で結核菌が見つからないときは、痰(タン)を培養し、結核菌を増殖させて、生きた菌の存在を肉眼で確認します。この検査は、菌の培養に2ヶ月ほどかかります。

D 迅速培養検査

 「迅速培養検査」は、液体中で結核菌を培養する検査方法で、3日〜2、3週間で生きた菌の有無を調べることができます。

E 核酸増幅検査

 「核酸増幅検査」は、結核菌の遺伝子を検出する検査で、2〜3時間で判定できます。

 

≫次の記事「肺結核の治療法:基本は薬剤の多剤併用で、他者への感染の可能性がある場合は入院治療も」へ

 


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