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喘息発作の予防治療:原因を取り除き、身体鍛錬で喘息発作を起こりにくい体質に

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喘息発作の予防治療

 喘息(ゼンソク)の治療では、薬物療法と並行して、下記のような治療も行います。以下で、「原因療法」「鍛錬療法」「運動療法」「減感作(ゲンカンサ)療法」の順に具体的に説明していきましょう。

原因療法

 アレルギーによる喘息(ゼンソク)の場合には、住環境を整備して、原因となるアレルゲン(生体内に侵入して抗体をつくり、免疫・アレルギー反応を引き起こす原因となる抗体)を身の回りから取り除くことが必要です。喘息発作を引き起こすアレルゲンのなかでも、最も頻度が高いのは、ダニ、埃(ホコリ)、カビ、ペットの毛やフケです。これらのアレルゲンを除去するには、掃除と換気を徹底することが必要です。また、室内では、ペットを飼わないことも重要です。

 

鍛錬療法

 乾布摩擦(カンプマサツ)で皮膚を鍛えたり、水泳で全身を鍛錬して、身体の抵抗力を養うものです。これらは、主に小児科で指導されている治療法ですが、成人の患者さんにもお勧めします。しかしながら、無理は禁物で、呼吸が苦しくなったら、すぐに中止すべきでしょう。

 

運動療法

 腹式呼吸を身につけることも、喘息発作の予防につながります。腹式呼吸とは、胸部と腹部の間にある横隔膜(オウカクマク)を使って呼吸して、肺にたまっている空気を効率よく出し入れする呼吸法です。喘息発作を起こした時に、この腹式呼吸を行うと、呼吸が楽になり、気持ちも落ち着きます。腹式呼吸を体得するには、「喘息(ゼンソク)体操」と呼ばれる運動が効果的です。毎日、朝晩2回行えば、腹式呼吸の練習になるだけでなく、腹式呼吸に重要な横隔膜(オウカクマク)も鍛錬することができます。

 

減感作療法

 「減感作(ゲンカンサ)療法」は、喘息発作の原因となっているアレルゲン(生体内に侵入して抗体をつくり、免疫・アレルギー反応を引き起こす原因となる抗体)のエキスを、少しずつ注射することで、アレルゲンに反応しないよう身体を慣れさせる治療法です。しかしながら、この治療法は、アレルゲンが特定されている人にしか適用することはできません。また、治療期間も一般的には2〜3年以上かかるため、最近ではあまり積極的には行われておりません。

 

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