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膠原病(自己免疫疾患)の種類

-咳痰の病気(膠原病肺)

膠原病(自己免疫疾患)の種類

 膠原病には、病気の現れ方などによって、さまざまな病名がついています。膠原病のうちで、肺疾患を合併するものには、「慢性関節リウマチ」「全身エリテマトーデス(SLE)」「進行性全身性硬化症(強皮症)」「多発性筋炎・皮膚筋炎」などがあります。それぞれの病気によって、抗原が異なることから、その違いによって、症状の現れ方に特徴が出てくると考えられます。

膠原病(自己免疫疾患)の病気一覧

 膠原病は、特徴的な症状によってそれぞれの病名がつけられています。いずれの病気も全身に多様な病変が起こる可能性があるので、注意が必要です。

慢性関節リウマチ

 「慢性関節リウマチ」では、全身の関節に炎症が起こり、痛んだり、病状の進行に伴って関節が変形していきます。特に、手指の関節に、比較的早く症状が現れます。慢性関節リウマチを患うと、血液中に「リウマトイド因子」と呼ばれる自己抗体が認められます。慢性関節リウマチは、30歳以上の女性に多く見られる病気です。

全身性エリテマトーデス(SLE)

 「全身性エリテマトーデス(SLE)」は、その名のとおり、全身に多様な症状が現れ、膠原病の中核をなす病気です。この病気の顕著な症状は、皮膚に赤い斑点(ハンテン)が現れることです。特に、蝶(チョウ)の形状をした紅斑(コウハン)ができるのが特徴です。光に反応して、日焼けしたようになってしまう「光線過敏症」もよく見られる症状です。全身性エリテマトーデス(SLE)は、若い女性に多い病気です。

進行性全身性硬化症(強皮症)

 「進行性全身性硬化症(強皮症)」の主な症状は、全身の皮膚が堅くなります。最初は、指が硬化し、指の動きが傷害されます。やがて、全身の皮膚が硬くなり、食道なども硬化することがあります。

多発性筋炎・皮膚筋炎

 「多発性筋炎・皮膚筋炎」は、筋肉に炎症が生じ、筋肉が痛んだり、筋力が低下していく病気です。筋力低下により、歩行などが障害されます。

混合性結合組織病(MTCD)

 「混合性結合組織病(MTCD)」とは、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、進行性全身性硬化症などが、少しずつ混在している病態を指します。慢性関節リウマチの症状が現れることもあります。

シェーグレン症候群

 「シェーグレン症候群」は、涙腺(ルイセン)や唾液腺(ダエキセン)に炎症が起こり、涙が出なくなったり、唾液(ダエキ)が出なくなったりします。単独で発症することもありますが、多くはほかの膠原病に合併して起こります。

強直性脊椎炎

 「強直性脊椎炎(キョウチョクセイセキツイエン)」は、脊椎(背骨)の関節に炎症が起こる病気です。炎症が進行し、関節の骨と骨が結合してしまい動かすことができなくなってしまいます。

 

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