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睡眠時無呼吸症候群の起こる仕組み:舌の付け根などが上気道を塞ぎ呼吸を妨げる

- 咳痰の病気(睡眠時無呼吸症候群)

睡眠時無呼吸症候群の起こる仕組み:舌の付け根などが上気道を塞ぎ呼吸を妨げる - 咳・痰の病気(睡眠時無呼吸症候群) - 咳痰.COM

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睡眠時無呼吸症候群の起こる仕組み

 「無呼吸」は、3つのタイプに分類されております。すなわち、@「中枢型」:呼吸が止まっているときに胸郭(キョウカク)、腹壁で呼吸運動が認められないタイプ、A「閉塞(ヘイソク)型」:明らかに呼吸運動が見られるタイプ、B「混合型」:閉塞型と中枢型が混ざり合ったタイプ、の3つのタイプです。睡眠時無呼吸症候群の「無呼吸」の多くは、「閉塞型無呼吸」です。
 仰向けに寝ると、舌根(ゼッコン)が下がって上気道(鼻腔[ビクウ]から喉頭[コウトウ]までの呼吸系の部位)は少し狭くなります。睡眠中に上気道を構成している筋肉の活動性が低下すると、さらに気道が狭くなり、それに加えて息を吸うときには気道内の圧力が低くなるために、いっそう狭くなります。その程度が強くなると、呼吸に伴い、狭い気道を通って空気が流れるので、いびきが生じます。

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 健常な人の場合には、睡眠中でも「咽頭(イントウ)開大筋」が働いて、上気道(鼻腔[ビクウ]から喉頭[コウトウ]までの呼吸系の部位)が開いていますから、いびきをかく程度に気道が狭くなることはあっても、呼吸をすることは可能です。しかしながら、もともと扁桃肥大(ヘントウヒダイ)が起きていたり、喉(ノド)の軟部組織が腫れて、気道が狭くなっている人では、睡眠中に咽頭開大筋の緊張が緩むと、容易い気道が閉塞してしまい、呼吸をすることができなくなります。その結果として、閉塞型無呼吸が反復して認められるようになります。
 いつも大きないびきをかいているからと言って、必ずしも無呼吸があるというわけではありませんが、気道がかなり狭くなっていることを意味しており、「閉塞型無呼吸の起こりやすい状態」と考えることができるでしょう。病的な「閉塞型無呼吸」をきたす原因は、非常に多くのことがありますが、乳幼児(生後0日から小学校就学までの子供)の場合には、口蓋扁桃(コウガイヘントウ)や咽頭扁桃(イントウヘントウ)の肥大が原因となることが大部分です。生まれつき顎(アゴ)が小さい患者さんや下顎(アゴ)が後退している患者さん、あるいは肥満の患者さんの場合には、仰向けになると気道が狭くなって通りにくくなっていることが多く、ほかには中高年の男性の場合でも、かなり高い頻度でそうした症状が見られます。また、健康な人の場合でも、アルコールを飲んで眠ったときや過労のとき、睡眠薬を服用したときなどには無呼吸が見られます。

 

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