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肺胞の働き

- 呼吸器の仕組みと働き  

 

血液中に酸素を取り込み、不要な二酸化炭素を排出する肺胞(ハイホウ)

 肺胞(ハイホウ)は、呼吸細気管支から分岐した肺胞道の先にあります。直径が大体20〜30マイクロメートルという小さな球状の袋で、周囲は網の目のような毛細血管で覆われています。その内面には、「サーファクタント(表面活性物質)」があり、肺胞が呼吸ごとに膨らんだり縮んだりするときに、潰れてしまうことがないように安定させる役割を果たしています。
 肺胞のガス交換の機能は、この肺胞を包み込んでいる毛細血管を通して行われます。全身の臓器を循環して、心臓の右心房(ウシンボウ)に戻ってきた静脈血は、心臓のポンプ作用によって、右心室(ウシンシツ)から肺動脈に送り込まれます。肺動脈に入った静脈血は左右の肺に分かれ、気管支と並走する肺動脈を通って、肺胞を取り巻く毛細血管へと送り込まれます。ここで、肺胞に充満した空気中の酸素が血液の中に取り込まれ、血液中の二酸化炭素が肺胞内に排出されます。
 肺胞内でガス交換を終えた血液は、動脈血となり、今度は肺静脈を経て、心臓の左心房(サシンボウ)に戻り、左心室(サシンシツ)に送り込まれます。この一連の流れを、「排循環」と言います。

肺胞のガス交換の仕組み

 

肺胞のガス交換の機能

 まず、肺胞(ハイホウ)に焦点を当てると、ブドウの房のように連なる肺胞を、毛細血管が網の目のように取り巻いています。この毛細血管を流れる血液と肺胞内に入ってくる空気の間で、瞬時にガス交換が行われます。
 肺胞と肺胞が接している部分には、空気の行き来する短絡ルートがあります。肺胞と細気管支の間にも、同様の短絡ルートがあり、この短絡ルートを介して病気が広がることがあります。
 肺胞の先端の球状の袋の中では、血液中の二酸化炭素が肺胞内に排出され、酸素の多い肺胞内の空気が、血液中に取り込まれています。

肺胞のガス交換の仕組み

肺胞のガス交換の仕組み

 

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