咳痰.COM
乾いた咳 痰の絡む咳 しつこく痰が絡む 色つき痰[黄・緑] 息切れ 喘鳴(ぜんめい)
喫煙者が患う病気 禁煙とタバコ 慢性気管支炎 肺気腫 慢性閉塞性肺疾患(COPD) 風邪症候群
咳痰 > 喘息 > 喘息治療に用いられる薬剤:長期管理薬(コントローラー)と喘息発作治療薬(リリーバー)の2種類 サイトマップ
 

喘息の症状と経過
 ・喘息の症状の特徴
  ・アトピー型と非アトピー型
   @アトピー型 A非アトピー型
  ・炎症時の気道の構造
  ・死亡症例
 ・喘息発作の特徴発作の経過

 

喘息の家庭での予防
 ・喘息コントロールテスト(ACT)
 ・喘息日記
 ・ピークフロー値
喘息の発作予防と生活での注意
 ・喘息の悪化要因
 ・喘息予防の生活環境・習慣
 ・喘息予防の食生活
 ・タバコ(喫煙)の悪影響
 ・市販の風邪薬などの悪影響
 ・喘息発作への運動の悪影響
 ・喘息発作へのストレスの悪影響
 ・成長に伴う管理の注意点
   @乳児〜幼児期の喘息管理
   A思春期の喘息管理

喘息の治療法(病状の段階別)

 ・喘息治療の基本的な進め方
 ・症状の長期管理の進め方
 ・治療目標具体的数値と方針
 ・治療方法の選択法
 ・治療薬の2つ目的と種類
 ・治療の見直し目安(タイミング)
 ・成人(15歳以上)の治療
  @軽症間欠型   A軽症持続型
  B中等症持続型 C重症持続型
 ・乳児(2歳未満)の治療
  @間欠型      A軽症持続型
  B中等症持続型 C重症持続型
 ・幼児(2〜15歳)の治療
  @間欠型      A軽症持続型
  B中等症持続型 C重症持続型
 ・喘息発作時の対処法
  @成人の発作時の対処法
  A乳幼児の発作時の対処法
 ・喘息治療に用いられる薬剤
  @吸入ステロイド薬吸入器具
  A長時間作用性β2刺激薬
  Bロイコトリエン受容体拮抗薬
  C抗アレルギー薬
  Dテオフィリン徐放製剤
  E抗コリン薬
  F抗IgE抗体製剤
  G短時間作用性β2刺激薬
  H経口ステロイド薬

 

喘息の診断と検査
 ・喘息での受診のタイミング(目安)
 ・喘息の問診のポイント
  @気道狭窄や過敏性の検査
  A酷似する病気と鑑別検査
     ≫似ている「咳喘息」の症状
  B喘息のアレルゲンの特定検査

 

咳・痰の生じる症状
 ・咳(せき)と痰(たん)
 ・乾いた咳(痰が絡まない咳)
 ・湿った咳(痰の伴なう咳)
 ・咳失神(せきしっしん)
 ・痰が絡む
 ・黄色い痰(半透明・緑・赤色の痰)
 ・血痰(喫煙者の場合)
 ・息切れ(呼吸困難)
 ・喘鳴(ぜんめい)
 ・いびき

咳痰.COM
 

 ・肺ガン @中心型 A末梢型
   ・治療法の選択方法
    @外科治療 A内的治療
   ・肺ガン患者の日常の注意点
 ・風邪症候群
    @普通感冒 Aインフルエンザ
    B急性気管支炎
   ・診断・検査法
   ・薬物療法   ・一般療法
   ・予防方法・生活上の注意
 ・肺炎
   ・肺炎の分類と原因細菌
   ・定型肺炎非定型肺炎の特徴
   ・診察・検査法   ・治療法
   ・肺炎の予防・早期対策
 ・気管支ぜんそく ・主な症状
   ・診断と検査 ・日常の注意点
   ・喘息発作の仕組み
   ・発作時の対処法 ・自己管理
 ・間質性肺炎(肺線維症)
   @薬剤性肺炎 A過敏性肺炎
   ・起こる仕組み  ・症状
   ・検査法  ・治療法
 ・膠原病肺
   ・種類 ・肺疾患の特徴
   ・膠原病肺が起こす肺の病気
   ・診断と治療
 ・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
   @慢性気管支炎 A肺気腫
   ・症状 ・問診方法 ・検査方法
   ・治療方法
    @薬物療法 A呼吸リハビリ
    B在宅酸素療法 C手術療法
   ・生活上の注意点
 ・気管支拡張症
   ・症状と経過 ・検査と診断
   ・治療法   ・日常生活の注意
 ・びまん性汎細気管支炎
 ・肺結核
   ・患者増加と重症化の原因
   ・感染・発病する傾向の人
   ・経過:感染〜発病 ・主な症状
    @「感染」検査 A「発病」検査
   ・治療法 ・予防法と早期発見法
 ・自然気胸
  ・検査 ・内科的療法 ・手術療法
 ・睡眠時無呼吸症候群
  ・症状と経過   ・起こる仕組み
  ・検査と診断法  ・治療法
  ・日常生活の注意点
 ・非定型抗酸菌症
 ・呼吸不全  ・肺塞栓症
 ・サルコイドーシス(肉芽種)
 ・肺胞タンパク症  ・塵肺
 ・肺水腫 ・肺高血圧症
 ・過換気症候群

喘息治療に用いられる薬剤:長期管理薬(コントローラー)と喘息発作治療薬(リリーバー)の2種類

- 喘息の治療法(病状の段階別)

喘息と咳(セキ)と痰(痰唾)

喘息治療に用いられる薬剤

長期管理薬には非喘息発作時の予防効果が期待される

 喘息(ゼンソク)の治療における薬物療法の基本的な考え方は、気道の炎症に対しては長期管理薬(コントローラー:気道の炎症を鎮めて喘息発作を起こさないようにするための薬剤)の「吸入ステロイド薬」を定期的に用いて喘息発作を予防することと、喘息発作が起こって狭まっている気道に対しては、発作治療薬(リリーバー:喘息発作が起こった時に短時間でその喘息発作を抑えるための薬剤)である「短時間作用性β2刺激薬」などの気管支拡張薬を必要な場合に限って使用すること、などです。
 上記のような、喘息(ゼンソク)の薬物療法の2つの大きな役割を、まずはキチンと理解しておきましょう。そして、繰り返しになりますが、喘息(ゼンソク)は、喘息発作の無い時にも薬剤の使用を継続していかなければいけない病気ですから、その点に関しても認識しつつ、以下の解説を読んでいただくと良いでしょう。

 

吸入ステロイド薬:炎症を抑える強力な作用で喘息治療薬の中心であり基本

 喘息(ゼンソク)の引き金となる刺激はさまざまあるのですが、気道に慢性(急激な症状の変化ではなく、症状が長引く状態)の炎症が起こっていることは、すべての喘息(ゼンソク)の患者さんに共通しております。炎症によって気道が傷つき、過敏になっていくのです。気道の炎症と過敏性の悪循環によって、気道は狭くなり、息苦しさという喘息発作が起こります。この悪循環に歯止めをかけるのが、この「吸入ステロイド薬」の役割となるのです。
 このステロイド薬は、喘息(ゼンソク)の炎症に対して、もっとも強力な効果を発揮する薬剤です。炎症の細胞の数を減らしたり、浮腫み(ムクミ)を改善したり、粘膜を修復したりするなど、炎症反応の様々な点において多面的な作用を発揮して、炎症を抑えて、気道の過敏性を改善します。

 日本においては、「ステロイドフォビア(ステロイド恐怖症)」とでも呼ばれるほど、「ステロイド」という薬剤に過敏な反応を示す方々がみられます。たしかに不適切な使い方によって、深刻な副作用を招いてしまった患者さんがいることは否定できません。しかしながら、専門の担当医の管理のもとで正しい使い方をすれば、これに勝る喘息(ゼンソク)の薬剤は無いと言えるほど、ステロイド薬の抗炎症作用は優れた薬剤です。
 その上さらに、喘息(ゼンソク)では、「吸入ステロイド薬」を使用します。この「吸入ステロイド薬」は、全身に投与する経口薬(口から摂取するタイプの薬剤)や注射剤とは構造が異なり、くらべものにならないほどわずかな量で、効果を上げることができます。口から吸い込まれた「吸入ステロイド薬」は、気道の各所にとどまって、その部分の炎症を鎮めて、気道の状態を修復します。口の中の粘膜や、飲み込んでしまった一部の「吸入ステロイド薬」が胃や腸の粘膜から吸収されますが、「吸入ステロイド薬」は肝臓(カンゾウ)での代謝がきわめて良くて、1回の通過でその9割以上が不活化します。そのうえ、経口薬(口から摂取するタイプの薬剤)や注射剤のステロイド薬はミリグラム単位で使用しますが、「吸入ステロイド薬」はマイクログラム単位で使用します。ようするに、千分の1の量で有効であり、その点で言っても安全な薬剤と言えるでしょう。しかしながら、口の中に残ったままにしておくと、「カンジダ口内炎」やしわがれ声、味覚異常症といった副作用が見られることもありますので、吸入後は必ずうがいをするようにしましょう。

◇「喘息の治療法(病状の段階別)」の関連ページ◇

◆喘息や喘息発作に関して、よくある疑問や質問◆
 ・なぜ喘息発作が起こっていない時にも薬物療法が必要なの?
 ・喘息の遺伝性や妊娠の病状への影響はあるの?
 ・職場の環境に原因がある喘息の場合は転職するしかないのか?
 ・痰(痰唾)を排出しやすい姿勢とは?体位ドレナージとは?
 ・喘息に対する腹式呼吸(横隔膜呼吸)の有効性は?
 ・喘息の子どもが小学校入学に向けての準備は?
 ・喘息の子どもに林間学校などの宿泊学習はさせても大丈夫か?
◆咳・痰の生じる症状◆
 ・咳(せき)と痰(たん)
 ・乾いた咳(痰が絡まない咳)
 ・湿った咳(痰の伴なう咳)
 ・咳失神(せきしっしん)
 ・痰が絡む
 ・黄色い痰(半透明・緑・赤色の痰)
 ・血痰(喫煙者の場合)
 ・息切れ(呼吸困難)
 ・喘鳴(ぜんめい)
 ・いびき

◆呼吸器科の病気の基本◆

呼吸器科でよくある質問・疑問
 ・喫煙者(タバコ家)がかかる病気
 ・子どもがよくかかる呼吸器の病気
 ・子どもの症状の見方・捉え方
呼吸器の診察
 ・問診(症状の要点)(症状以外)
 ・聴診・打診・視診


◆呼吸器の基礎知識◆
呼吸器系全体の仕組みと機能
 ・仕組みと働き ・全体像  ・構造
 ・高齢者の呼吸器の特徴
 ・乳幼児の呼吸器の特徴
呼吸器系の各器官の働き
 ・気道の働き  ・肺胞の働き
 ・呼吸運動の働き
呼吸器の検査法◆
 ・画像診断

  @エックス線撮影検査
   >>検査方法 >>撮影の注意点
  ACT検査   BMRI検査
  Cシンチグラフィー検査
  DPET(ポジトロンCT)検査


 ・肺機能検査

  @肺活量検査 A残気量検査
  B動脈血ガス C肺拡散能検査

 ・喀痰検査

 ・内視鏡検査
  @胸腔鏡検査 A気管支鏡検査
 ・血液検査
 ・胸水検査・肺生検

◆呼吸器の家庭・生活療法
 ・正しい薬剤の吸入方法

 ・呼吸リハビリテーション
   ・ リラクセーション
   ・腹式呼吸・横隔膜呼吸
   ・排痰法   ・運動療法

 ・在宅酸素療法
   ≫在宅酸素療法の行い方
 ・在宅人工呼吸療法

RSS

花粉症・鼻水
花粉症・アレルギー全般の対策や花粉症の気になる症状の対策・情報まとめサイト
hanamiju.com/kafun

喘息(ぜんそく)
風邪(かぜ)・喘息(ぜんそく)などの各病状対策や喘息の気になる症状の対策まとめサイト
nodoita.com/zensoku

花粉症・喉痛
花粉症・花粉に係る鼻炎などの対策 や花粉症の気になる症状の対策・情報まとめサイト
nodoita.com/kafun
本サイトのご利用について 参照文献・論文・サイト一覧
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・